貴和皓山

【クールジャパン総合研究所 Vol.3】③孤高の曜変天目作家 – 貴和皓山

世界中で高い評価を得る貴和皓山の茶碗

名碗として茶人たちに珍重された「曜変天目」。
貴和皓山氏は中国でこの曜変天目に出会い、陶芸の道に進んだそうです。

貴和皓山氏は定まった師にはつかず、長い試行錯誤の末に独自の曜変天目を生み出しました。
茶の湯の精神と宇宙のロマンが共存した彼の作品は、「宇宙焼」と称される超高温高圧の焼成によって生み出されます。

2001年にはフランスの国立ギメ東洋美術館のリニューアルオープンを記念して行われた茶会展で茶器を担当、高い評価を得ました。

類稀な作品は、これからも世界中から高い注目を集めるに違いありません。