坂田甚内

【クールジャパン総合研究所 Vol.3】②陶芸界の開拓者・開墾者 – 坂田甚内

“陶芸”の概念を覆す独創的で大胆不敵な作品

1964年、益子で天才陶芸家・加守田章二氏の弟子となり、1年半の修業を経て23歳という若さで独立した坂田甚内氏。

「ずっと開拓者・開墾者でありたい」という言葉通り、坂田氏は自分らしさを保ちながらも、常に新しい世界を切り開くことに貪欲です。

縄文土器の温かさや力強さを再構築した「黒陶窯変深甚文」、西洋の硝子と日本の箔や漆を融合させた「深甚文箔玻璃」など、独自の世界観から生み出される作品は、どれも独創的で大胆不敵。

坂田氏の作品に一度でも触れてしまったら、間違いなく今までの“陶芸”の概念が覆されるはずです。